平成27年9月 関東・東北豪雨 被災地支援活動について
当法人では、「平成27年9月 関東・東北豪雨」の被災地において、支援活動を行っております。
 地元大学であり昨年度のコミュニティ支援力養成研修の協力校である宇都宮大学、昨年の広島土砂災害で同じく災害VCの運営支援を行った広島大学の学生チームとともに活動しています。
 学生チームのコーディネートは主に、山本先生(一般社団法人子どものエンパワメントいわて)、長谷川先生(宇都宮大学)が担い、現地社会福祉協議会などとの調整のもとで動いています。
 学生は20日から、鹿沼市内の被災した地域を中心に、住民の方々のお声をお聴ききするなどアウトリーチの活動を行っています。
 泥出しや家屋の清掃など、通常の生活を取り戻すまでまだまだ復旧作業や支援が必要と思われる状況の地域もあります。
 発災から10日が経過し、住民の方たちには疲労や不安の色も見られます。
 そんな中、学生たちがお声をかけながら地域を歩くこと、さまざまな声や思いに耳を傾けることの大切さを、ここにいる一人ひとりが感じ取っています。

詳細は以下の通りです。
場所:栃木県鹿沼市
期間:平成27年9月20日(日)から平成27年9月23日(水)
参加学生:6名
以下は、現地で活動する学生からの報告です。
・9月20日(日)の活動
〈活動内容〉
・現地でのニーズ調査
・床下の泥かき作業
〈気づいたこと、感じたこと〉
・現地に出てアウトリーチをすることで、災害VCにいるだけでは拾いきれないニーズがあることがわかった。
・対話によるニーズ調査では関係性(地元の人、学生、社協の人など)が重要であることを実感した。
・大きな被害が出ているはずなのに、住民の方々はボランティアに入ってもらうことを遠慮してしまうことが多くあった。その理由としても「他の家の方が大変だから」とか「前回も頼んだのに来てもらえなかったから」など、様々な理由があることがわかった。
(岩手県立大学2年 川原直也)
・9月21日(月)の活動
〈活動内容〉
・鹿沼市フィールドワーク
・活動終了後の災害VCミーティング参加
〈気づいたこと、感じたこと〉
・川沿いの道路が崩れていたり、土砂崩れや河川の氾濫による大量の流木を自分の目で見ることで、初めて今回の被害の大きさと水害の恐ろしさを実感した。
・畑に泥が流れ込んでいる所に泥出しをしようとしても、住民の方が遠慮してなかなか活動に入れないでいた。住民の方もどうすればいいのか、わからず混乱しているのではないかと思った。
・災害VCのミーティングでは、ニーズ班や資材班など各グループが本日の活動や現地の状況などを共有していたが、本当に必要な情報をコンパクトにまとめて情報共有している印象を受けた。
・日々、ボランティアに入る人や仕事内容も変わっていくため、細かい引き継ぎが大変そうだと思った。
(岩手県立大学2年 川原直也)